白い猫の来た道

日々つれづれ

思うこと

愛すること

他人の人生に口を出したくなってしまったら、言わずにひとまず一晩寝る。 それでたいがいは言わなくて良かったなあと思う。 愛してる。好きに生きろ。 あなたも、私も。 相手が大切にしているものを丸ごと受け止める。 そんな愛し方をしたい。

たいせつな関わり

大勢が集まる場所で、大きな声で話さなければならないことは苦手。 心にもないことは言いたくない。 微笑みと愛想笑いは全然違う。 たいせつな人と、たいせつな言葉を、静かに交わせる、そんな関わりが一番好き。

正直な弱さ

お酒が入ると、ひどく寂しくて虚しい気持ちになることがある。普段自分がいかに自分を律して生きているのかなんとなくわかってしまうようで、お酒が好きではない。 「こうありたい」という自分でいるための努力は嫌いではない。でも、努力することと自分の弱…

無題

久し振りの挫折感に打ちのめされている。 頑張っても頑張っても、指の隙間からこぼれていくみたいに良くなる取っ掛かりが掴めない。 しんどい状況よりも、 誰かに何かを言われることよりも、 一番こたえるのは、 何をやってもだめなんじゃないかと自分で自分…

星の節目

皆さんは占いを見ますか?私は好きな占い師さんたちがいて、定期的にその人たちの占いを見ています。当たるかどうかというより、占い師さんたちが書く文章が素敵なので、それを読むために見ているところが大きいです。 自分の生活のヒントにもしています。 …

フリーで行くと自分で決めました

昔から、人が普通にやっていることがうまくできない。 頑張っても空回りをする。 「普通」なんてものは実体がないのだと気づいたのはいつだったか。 それでも、今も時折、世慣れていない自分に落ち込む。 故あって自分自身の生き方や仕事の仕方を見直してい…

わからないということ

Twitterをしていて楽しいことのひとつに、普段は知り得ないはずの人の呟きを見ることにある。 海外に住む人、地方で子育てをする人、大都市で働く人。 年齢も、住む場所も、収入も、幸せも、抱えている悩みも、全くバラバラの人たち。 どこまで本当で、どこ…

大人としての気遣い

慣用句のように自分を落とす表現を使う人がいる。 「あたしもうオバサンだから~」 「こんな気持ち迷惑だと思いますが」 人からの、「そんなことないですよー」というフォロー待ち。 あるいは、「自分はちゃんとわかっていますよ」という謙虚さを建前とした…

進め進め

今日は、過去の自分の大きな選択に思いを馳せる日だった。 あの時逆の選択をしていたらどうだったかと考える。 秒で自分が下した選択の方が良かったと思えた。 我ながら肯定が早いなと笑ってしまった。 ああ良かった。 人生にはいくつか大きな岐路が待ってい…

人のアイデンティティを笑うな

以前、Twitterであるツイートが回ってきたのを見て、あーと思ったことがあります。 ある病みアカウントが載せている大量の薬の写真が、精神薬や睡眠薬などではなく、アレルギーや風邪薬であることを嗤う内容でした。 漫画家の遠藤淑子さんの『マダムとミスタ…

花のお宅に

先日、あるご年配の方からご自宅へ招待していただきました。 庭には、色とりどりのチューリップ。並んだ鉢にたくさんの花。植えられた木にも美しい花が咲いていました。 玄関を入れば、至るところにお花が飾られています。 お家の中も外も花で囲まれているお…

ほがらか

ここ数日、とてもほがらかな気分でいます。 いろいろと考えなければならないことはあるのですが、ほがらかな心持ち。 そしたらですね、なんだかいつもよりご飯が美味しいのです。 そして、風景の色合いや、目に入る素敵な言葉が、ことのほかしみじみと心に入…

長く続けること

私はピアノ教室を主宰しているのですが、そこが今年の4月で丸10年を迎えました。 10年は、長いような。それでいて短いような。 それでも、なんにしても流れの速い昨今のことですから、長く続いている方だと思います。 ピアノを始めてからは30年以上が経ちま…

習慣化する

今年の冬はとにかく厳しかったので、ずっと家にこもっていました。やっと春になって暖かくなり、体も動いて来たので、ここのところ生活の中に少しばかり新しいことを投入しています。 私が新しいことに挑戦する時に大事にしているのは、やる気でも計画でもあ…

Twitterで本名を出し顔写真をアイコンにした理由

いつからという正確な時期は忘れてしまいましたが、昨年頃から、私はTwitterで本名と自分の顔写真のアイコンを使っています。 (今年からはInstagramでも) 何年か前に一時期だけTwitterで本名を使っていたことがあるのですが、その時期、少し困った人に好か…

小悪魔系女子が20年後にイタリアのマンマになったお話

少し前に大学時代の友人と会った。久し振りなこともあり、お互いの近況や共通の友人たちの話題が出る。そこで、ある知人の話になった。その人は共通の友人たちの中では有名な美人で、小動物系の顔立ちとゆるふわな雰囲気で男子学生からは大変にモテていた。…

「呪いの言葉」をほぐすこと

‪ 暮らしの手帖90号(10ー11月号)の連載で評論家の荻上チキさんが、『人からかけられた「呪いの言葉」と向き合い、ほぐす作業をしている30代半ばの人が多い』と書いていて、大きく頷きました。‬‪荻上チキさんは私と同じ1981年生まれ。‬‪「呪いの言葉」は、…

ひとつのサイクルの終わりと始まり

この秋で一人暮らしを始めて3年たちました。 最初はペースが掴めなくて試行錯誤の連続でしたが、今はもう一人で暮らすことにはすっかり慣れて、生活も微調整しながら順調に回っています。 最近、なんとなくですがひとつのサイクルが終わったような気がするの…

気長に待つこと

‪年齢を重ねてきて思うことは、何事も大きな流れの中にあって、結果をすぐに期待したり、目先の小さな出来事に一喜一憂しない方が良いということ。‬ 人との関係も、自分自身も、仕事や好きな趣味のことも、丹念に育てて慈しむことに心を尽くして、結果を急が…

都会と地方と見えない階層

インスタで若い人たくさんフォローすると、生まれて18年くらいで何万人に見られる子たちのセンスの良さスゲーってなるし、自分が18の時にインスタがあったらその差を感じて死んでいたかもと思う…東京に行く前から、東京に住むだけじゃこの高さまでそう行けな…

祝福の音

せっかく言葉を口にするのなら、 批判するよりも、褒める言葉を多く使いたい。 嫌いなものをなぜ嫌いなのか説明するよりも、好きなものがなぜ好きで、どこがいいのかに言葉を尽くしたい。 自分から送り出していくものに、祝福の音を乗せたいと思うよ。

物差しを育てる

評判のお店でも、行ってみると「あれ?」と思うときがある。ブックレビューで散々な本が、自分にとってはとても面白く思えるときがある。 人の意見と自分の意見は違ってしかるべきものなのだから、当然なのだろう。 だから、自分が経験する前に、食べログの…

SNS映えしないこと

FacebookもTwitterもInstagramもLINEもやっております、私。でも、だからこそ思うんだけど、SNS映えしない地味なところに、その人の本質があったりするよね。 書けないところに、核があるのさ。

人と会う

このところ人と出掛けることが多いのだけど、その人たちの優しさや気遣いを見ると、自分はまだまだだなあと思う。目上の方々はもちろんのこと、無理なく一緒にいられて楽しい人たちも、同時に私が学ぶべきところをたくさん持っている人たちだ。人と会うと、…

「好き」の始まり

私の仕事はわりとまとまった休みが取れます。今は6連休中。せっかくなので休みのときしかできないことをしておりましたらば、何やらすごく疲れています。 まずいまずい。仕事が始まるまでになんとかしなければ。 その中のひとつで、久し振りに漫画本を読みま…

欠落と寂しさ

某雑誌にて、恋愛対象の相手に対して「何か欠落のある人が素敵に見えるんですかね」という一文を見ました。 あー、懐かしい感覚です。私も20代くらいまでは似たようなことを考えてました。どこかが欠けているように見える人って陰があって、放っておけない気…

色づく言葉

毎日膨大な文章量を目にする中で、色づいて見える言葉を書く人がいる。 本でもネットでもフォントが統一されているのだから、純粋な言葉の使い方によるものなのだろうけれど、同じ言葉でも人によって受ける印象が違って見えるのは、その人のあり方のようなも…

全ての出会いは、いつか来る別離を包含している

飼っていた猫が天国に行ってしまったという話を、ここ最近立て続けに2件聞いた。私も17年一緒にいた猫を見送ったことがある。あの悲しみは、ほかに例えようがない。 全ての出会いは必ず、いつか来る別離を包含している。人も、動物も。だから会うことを避け…

やれやれなのです

10話しても、1、2くらいしか伝わっていないのだなあと思うことの多い週です。 やれやれ。まあ、しょうがない。違う人間だもの。 伝えたいこと、大事なことは、ていねいに、何度も言葉にしていかないといけないですね。 深刻にならず、かろやかに、丁寧に、や…

何も考えない時間を作る

気になることや悩み事があると際限なく考え続けてしまう性質だ。なので、食事をしているときはできるだけ考えず、食べることに集中すると決めた。 私は3食を自宅で食べることがほとんどで、自炊が多い。その時に家にある食材、体調や食べたいもの、気分によ…