白い猫の来た道

日々つれづれ

2017-01-01から1年間の記事一覧

11月に読んだ本

11月に読んだ本です。今月はいろいろと活動を始めたので5冊と少なめ。 平野啓一郎さんの「マチネの終わりに」が印象深いですね。 自分と同年代や、上の世代の方がどのように読んだか直接感想をお聞きしてみたいです。 11月の読書メーター読んだ本の数:5読ん…

「呪いの言葉」をほぐすこと

‪ 暮らしの手帖90号(10ー11月号)の連載で評論家の荻上チキさんが、『人からかけられた「呪いの言葉」と向き合い、ほぐす作業をしている30代半ばの人が多い』と書いていて、大きく頷きました。‬‪荻上チキさんは私と同じ1981年生まれ。‬‪「呪いの言葉」は、…

10月に読んだ本

10月に読んだ本です。今月から諸々と活動を始めたので本を読む時間が少なかったですが、19冊行っていましたね。おお。 やはり一番印象深いのは『3月のライオン13巻』です。 今巻もみっちみちに詰まった内容でした。 この続きを読みたいからまだ死にたくない…

ひとつのサイクルの終わりと始まり

この秋で一人暮らしを始めて3年たちました。 最初はペースが掴めなくて試行錯誤の連続でしたが、今はもう一人で暮らすことにはすっかり慣れて、生活も微調整しながら順調に回っています。 最近、なんとなくですがひとつのサイクルが終わったような気がするの…

9月に読んだ本

9月に読んだ本です。今月はもう何と言っても上橋菜穂子さんの「獣の奏者」ですね。 読み始めたらとんでもない勢いで物語に飲み込まれていきました。 久し振りに、ご飯を食べる時間も惜しくて食べながら読んでました(行儀が悪くてすみません)。 圧巻でした…

欠けた世界

誰しもがどうしようもなく欠けた部分を持っている。 自分が抱えている欠落感の大きさは生き難さを生むけれど、その欠けた部分を安易に埋めてしまおうと思わない方がいい。 パートナーや、家族や、どこかの誰かが発するきらきらした言葉は、自分を救ってくれ…

「正しい家計管理」で家計を見直してみた②

今年の初め、林 總(はやし あつむ)さんの「正しい家計管理」という本に沿って大幅に家計を見直しました。 あれから半年ほど経ったのと、大学の奨学金の返済が今月で終わるので(ハレルヤ!)、予算の見直しをすることにしました。林さんが提唱する家計のシ…

8月に読んだ本

8月に読んだ本です。特筆すべきは、よしながふみさんの「愛すべき娘たち」と「茅田砂胡 全仕事」ですね。先日、劇団「ARMs」の朗読劇を見に東京に行って来ました。題材は「愛すべき娘たち」。 Twitterでお知らせを見たときに、これは行かねばと思って速攻で…

気長に待つこと

‪年齢を重ねてきて思うことは、何事も大きな流れの中にあって、結果をすぐに期待したり、目先の小さな出来事に一喜一憂しない方が良いということ。‬ 人との関係も、自分自身も、仕事や好きな趣味のことも、丹念に育てて慈しむことに心を尽くして、結果を急が…

7月に読んだ本

7月に読んだ本です。先月くらいから久し振りに漫画本を読み始めました。 レンタルを利用しているのですが、便利ですね。 漫画本は何十巻にも渡って続いているシリーズが多いので、自宅に置いておくと幅を取ってしまうんですよね。 電子書籍という手もありま…

都会と地方と見えない階層

インスタで若い人たくさんフォローすると、生まれて18年くらいで何万人に見られる子たちのセンスの良さスゲーってなるし、自分が18の時にインスタがあったらその差を感じて死んでいたかもと思う…東京に行く前から、東京に住むだけじゃこの高さまでそう行けな…

歩く

毎日車で移動することがほとんどなので、私にとって歩くことはちょっと特別感のある行動だ。歩いていると、車で動いているときよりも、考えも感じ方もゆっくりになるような気がする。人の思考は移動するときの速度に影響を受けるのかもしれない。歩くことは…

祝福の音

せっかく言葉を口にするのなら、 批判するよりも、褒める言葉を多く使いたい。 嫌いなものをなぜ嫌いなのか説明するよりも、好きなものがなぜ好きで、どこがいいのかに言葉を尽くしたい。 自分から送り出していくものに、祝福の音を乗せたいと思うよ。

物差しを育てる

評判のお店でも、行ってみると「あれ?」と思うときがある。ブックレビューで散々な本が、自分にとってはとても面白く思えるときがある。 人の意見と自分の意見は違ってしかるべきものなのだから、当然なのだろう。 だから、自分が経験する前に、食べログの…

今日の良きこと

今日は、友人の決断力に惚れ惚れした。行きたいと思っていた場所に行けることが決まって頭がハレルヤになった。遠方の友人たちの楽しそうな様子が送られて来てこちらも楽しくなった。カフェオレのアイスが美味しかった。録画したドラマの女優さんの演技が素…

SNS映えしないこと

FacebookもTwitterもInstagramもLINEもやっております、私。でも、だからこそ思うんだけど、SNS映えしない地味なところに、その人の本質があったりするよね。 書けないところに、核があるのさ。

6月に読んだ本

6月に読んだ本です。ジャンルが多岐に渡ってますね。 印象深いのは、「チベットを馬で行く」と「大奥」です。 「大奥」の続きは怖くもあり、楽しみでもあり。 よしながふみさんの凄さを味わっております。 6月の読書メーター読んだ本の数:24読んだページ数…

人と会う

このところ人と出掛けることが多いのだけど、その人たちの優しさや気遣いを見ると、自分はまだまだだなあと思う。目上の方々はもちろんのこと、無理なく一緒にいられて楽しい人たちも、同時に私が学ぶべきところをたくさん持っている人たちだ。人と会うと、…

6月が終わります

6月が終わります。今年の上半期が終わりますね。 「もう◯月ですね。早いですね」というのはよく聞く挨拶ですが、私は日が経つのが早いと思うことはあまりなくて、半年前のお正月のことはもうすでにずいぶん前のように思えます。思い返すと上半期はいろんなこ…

「好き」の始まり

私の仕事はわりとまとまった休みが取れます。今は6連休中。せっかくなので休みのときしかできないことをしておりましたらば、何やらすごく疲れています。 まずいまずい。仕事が始まるまでになんとかしなければ。 その中のひとつで、久し振りに漫画本を読みま…

欠落と寂しさ

某雑誌にて、恋愛対象の相手に対して「何か欠落のある人が素敵に見えるんですかね」という一文を見ました。 あー、懐かしい感覚です。私も20代くらいまでは似たようなことを考えてました。どこかが欠けているように見える人って陰があって、放っておけない気…

本日和

今日は午前中に読書会、午後は一箱古本市と本日和な1日でした。 読書会は人数が多かったので2グループに分かれたのですが、前日に主催者の方から片方のグループを仕切って欲しいと連絡がありました。私は3年ほど前まで読書会を主催していて、また再開しよう…

生活習慣の調整

生活習慣の微調整を始めた。 具体的には、夜は速やかに寝ること、朝は休日も含め決まった時間に起きること、ストレッチなどの運動を1週間に1、2回は取り入れること。具体的にも何も、本当に些細なことである。 でもその些細なことが、疲れてくるとずるずると…

汝が弱さこそ愛しけれ

弱さや欠落こそ美しさの源。歪さが、その形ゆえに誰かとの繋がりを深くする。陰も毒も消してしまわないで欲しい。光だけの世界は、きっと優しさとは対極の場所にある。

色づく言葉

毎日膨大な文章量を目にする中で、色づいて見える言葉を書く人がいる。 本でもネットでもフォントが統一されているのだから、純粋な言葉の使い方によるものなのだろうけれど、同じ言葉でも人によって受ける印象が違って見えるのは、その人のあり方のようなも…

全ての出会いは、いつか来る別離を包含している

飼っていた猫が天国に行ってしまったという話を、ここ最近立て続けに2件聞いた。私も17年一緒にいた猫を見送ったことがある。あの悲しみは、ほかに例えようがない。 全ての出会いは必ず、いつか来る別離を包含している。人も、動物も。だから会うことを避け…

やれやれなのです

10話しても、1、2くらいしか伝わっていないのだなあと思うことの多い週です。 やれやれ。まあ、しょうがない。違う人間だもの。 伝えたいこと、大事なことは、ていねいに、何度も言葉にしていかないといけないですね。 深刻にならず、かろやかに、丁寧に、や…

安心

「安心」を求めることを手放そうと思う。 それはもうすでに、自分の中にあった。

5月に読んだ本

5月に読んだ本です。この月は「日本残酷物語」がとにかく強烈でした。 あまり知られることのない日本の負の歴史。今こうして生きていることは、凄いことなのだなと痛感します。 5月の読書メーター読んだ本の数:9読んだページ数:2578ナイス数:138桐原家の…

問い

‪考えても今すぐ答えが出ないことは、そのまま放っておく。‬‪何年でも、何十年でも。‬‪心の奥底に仕舞われた問いは、いつか答えにたどり着くかもしれないし、わからないままかもしれないけれど、自分の一部となって、人生を作っていく。‬‪たくさんの問いと一…