白い猫の来た道

日々つれづれ

「正しい家計管理」で家計を見直してみた②

今年の初め、林 總(はやし あつむ)さんの「正しい家計管理」という本に沿って大幅に家計を見直しました。

 


あれから半年ほど経ったのと、大学の奨学金の返済が今月で終わるので(ハレルヤ!)、予算の見直しをすることにしました。
林さんが提唱する家計のシステム作り①家計の実態を把握する→②予算を立てる→③見直す、の③の段階です。

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まずは各予算の項目について、この半年でかかった額を計算して予算と見比べていきます。
おおむねちょうどよく予算内に収まっているものが多いのでほっとしましたが、美容費と仕事費(仕事関係でかかるお金)が予算オーバーになっていました。
美容費は、美容院でのカラーをセルフにする予定での予算だったのですが、セルフカラーでやった時に薬剤が目に入って病院に行くというアクシデントがあったので、結局以前と同じように美容院でカラーを続けているのでした。
仕事費は、予想していたよりも突発的に出て行くお金が多かったのが原因です。
美容費も仕事費も必要なものにしか使っていないので、予算の方を見直すことにし、ほかの項目で予算が多すぎたところを削った分、上乗せすることにしました。


大学の奨学金がなくなった分のお金は、預金と、欲しいものを購入するための積み立てへ。


前回予算を立てるときはかなり時間がかかりましたが、今回はわりとさくさくと見直せたかな?と思います。


予定外に旅行を組んだので、その分の出費が少しマイナスでしたねー。でもこれはどうしても行きたかったものなので、後悔は全くないです。


トータルで見て純資産が増えていたのはよく頑張ったところです。えらい。

 

 

「正しい家計管理」に沿って予算立てをし、半年たってみての感想

・予算立てをしておいた方が自分が使えるお金の額を把握しやすい。
ここまではOK、ここからは注意というボーダーラインがわかると、気持ち良くお金を使いやすいです。
そうすると、闇雲に節約しようとしたり、逆に無計画にお金を使うということがなくなるんですね。
予算立ての際に自分の価値観に沿って金額を決定しているので、予算を守りやすいというのも大きいです。
無計画にどんぶり勘定でお金を考えるよりも、家計のシステムをきっちり作ると生活しやすいです。


・想像以上に予定外の出費がある。
予算を立てているほかに、予定外の出費というものが多かったです。
たとえば、久しぶりに会う友人へのお土産、生活用品の買い替えや補充、車や家の中の修理、急に必要になった仕事のための道具や書籍などなど、それぞれの額は大きくなくても細々したものが重なって結構大きな額となっていました。
私は急にお金が必要になっても大丈夫なように「予備費」を手元に置いているのですが、そちらからちょこちょこ出していたところ、予備費のお金をあてにしてしまうという悪循環が起こってしまいました。
各項目の予算の見直しをしたのと、突発的な出費は、税金などのために貯めている「特別支出費」から出すことにしました。
ここら辺はもっと上手なやりようがある気がするんですよね。
また半年後にもう一度考え直してみようと思います。

 

・「特別支出費」を設けたことで預金を崩すことがなくなった。

以前は所得税、住民税の税金をその都度預金から払っていたのですが、「特別支出費」を設けたことで預金を崩したり生活費から出したりすることが少なくなりました。

始めたばかりなのでまだ不十分なのですが、税金の支払い費用を事前に用意することをいつも忘れていたので、私の中では大きかったメリットです。

 


この半年間の間に固定費を見直し、年会費がかかるクレジットカードを3枚解約、会員になっていたものからも退会しました。
微々たるものですが、必要なものとそうでないものをきちんと把握できてすっきりしました。
奨学金の返済が終わったことでマイナスの財産がゼロになったのもとても嬉しいです。やったやった。

あとは、収入を頑張って増やしていきたいですね。

 

お金は、生きていくために必要なものです。
でも、お金だけがあればいいというわけでもありません。
自分がどういう生き方をしたいのかを明確にし、そこに沿ってお金を有意義に貯めて使っていけたらいいなあと思います。

 

 

正しい家計管理

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