白い猫の来た道

日々つれづれ

2月に読んだ本

2月に読んだ本です。

2月の最初がもうずいぶん昔のような感覚です。
2月は走り抜けたなー。

今読んでいる本のほとんどは2015年に読みたい本のリストに記入した本が多いのですが、
2018年現在の自分の興味の方向性が当時と変わってきていて、興味の食指が動かないものもちらほら。
(そういう本は感想を記入していません)

リストに一つ一つ読了の印をつけて行くのは快感なのですが、
興味や趣味も生もので、大事にしないと逃げていってしまうのだなと痛感しました。

せっかく興味を持ったのに、いつのまにか気持ちが薄れてしまうのはもったいない。

読みたい!!!と強烈に思った本はすぐ読むようにしよう。



2月の読書メーター
読んだ本の数:10
読んだページ数:2091
ナイス数:95

Landreaall 4 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)Landreaall 4 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)感想
友人にプレゼントされて読み始めた「Landreaall」。3巻まではわりとあっさりさくさく読んじゃったのですが、4巻から俄然面白くなりました。君主制度を取り入れたファンタジー世界の学園ものは、身分制度を超えた友情や王位争いなど、滾るポイントが散りばめられているので個人的に大好き。かなり先まで発売されているみたいなので、少しずつ読み進めようと思います。
読了日:02月01日 著者:おがき ちか
Landreaall 5 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)Landreaall 5 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)
読了日:02月02日 著者:おがき ちか
オクテ女子のための恋愛基礎講座 (幻冬舎文庫)オクテ女子のための恋愛基礎講座 (幻冬舎文庫)感想
マーケティングモテをこじらせたメンヘラ気質のキャリア女性と、モテないオタク(ヘビー級)をこじらせた男性の、出会いから結婚までの実録「59番目のプロポーズ」を書いたアルテイシアさんがライターになっていることを知り手に取りました。恋愛にオクテな女性へ向けた、本気でパートナーが欲しいならモテを目指さず自分にぴったりの相手を自分で見つけよう立ち上がろうという内容です。「59番目の〜」も最高でしたが、ライターとなってさらにパワーアップされていました。斬れ味ある毒舌と下ネタも健在。自分で幸せを掴もう。ジーク・ジオン!
読了日:02月04日 著者:アルテイシア
Landreaall 6 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)Landreaall 6 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)感想
DXの聖名を、同じアカデミーに通うルーディーが知っていることが判明しての大騒動。彼らがこの窮地をどのように乗り越えるのか楽しみ。
読了日:02月05日 著者:おがき ちか
死体に聴け—監察医という驚くべき仕事死体に聴け—監察医という驚くべき仕事感想
30年間東京で監察医を務めた法医学者が、物言わぬ遺体の声を聴く日々を綴った本です。監察医制度とは何かということから、監察医の仕事と日常まで。一つ一つの死に、ドラマがある。人の生死にこれだけ多くの人が関わっていることを知ると、生きるということは自分ひとりだけのものではないのだなと改めて感じます。「死」について考えることは、「生」について考えることに繋がるのです。
読了日:02月09日 著者:上野 正彦
8割の人は自分の声が嫌い 心に届く声、伝わる声 (角川SSC新書)8割の人は自分の声が嫌い 心に届く声、伝わる声 (角川SSC新書)感想
声が持つ膨大な情報、それを聞き分ける人間の驚くべき能力、声が人に与える影響、そして声が自分を変えていく力を持っていること。一冊まるごと声について書かれた本です。自分に最も合った声を出すことで、様々な素敵な効果が得られるとのこと。でも、自分の声は自分が最もよく聞く声なのに、多くの人が普段声について意識していません。たしかに。様々な「声」に耳を傾けてみたくなりました。そして、この題名はもったいないなと思います。副題の方が私は好き。
読了日:02月12日 著者:山崎 広子
窓のむこうに窓のむこうに感想
御宿かわせみ」シリーズなどを手掛ける小説家・平岩弓枝さんの随筆。25年ほど前に出版されたものです。文中に描かれている90年代の出来事を懐かしく思いながらも、読ませる文章が巧みだなあと唸りながら読みました。平岩さんは昭和一桁生まれで私の祖母と同年代。執筆当時は60代。ミドルからシニア世代の女性の随筆やエッセイは、ことのほか味わい深くなりますね。この世代では希少だったであろう第一戦でバリバリ働く女性の力強さや教養の深さも垣間見ながら、気持ちよく読了。
読了日:02月18日 著者:平岩 弓枝
ちはやふる(34) (BE LOVE KC)ちはやふる(34) (BE LOVE KC)感想
競技かるたのプロを目指し奮闘する詩暢ちゃんと、受験とクイーン戦の両立に全力を出す千早。登場した時は絶対王者だった詩暢ちゃんの弱さが34巻では描かれていて、主人公が倒すべき強者としてではなく、弱さも抱えている人としての描写が「ちはやふる」の良さだと思います。そして、伊勢先生の発した言葉が今も呪いとして詩暢ちゃんの中に残っていることが胸に迫ります。師として生徒のために言った言葉が、呪いとなってしまうのはとてもリアル。「呪い」と「祝福」は、状況によって反転する可能性があるということは肝に命じておきたいです。
読了日:02月26日 著者:末次 由紀
ちはやふる(35) (BE LOVE KC)ちはやふる(35) (BE LOVE KC)感想
名人・クイーン戦予選。東でも西でも主要メンバーが参戦。なんだか太一母と菫ちゃんのコンビがとても好き。自分自身になるためにがんばっている子供達の姿が、いよいよミセス・プレッシャー(千早命名)を動かします。
読了日:02月27日 著者:末次 由紀
ちはやふる(36) (BE LOVE KC)ちはやふる(36) (BE LOVE KC)感想
引き続き、名人・クイーン戦予選。それぞれの壮絶な戦いで密度が濃い。この日までありとあらゆる努力をし、自らの弱さと戦い、積み重ねてきたものを武器に勝負する。人事を尽くした末、原田先生から受け取った「札が浮き上がるイメージ」に千早と太一が気がつくシーンには胸が熱くなりました。競技かるたに賭けてきた絶対量が導いてくれたイメージ。そして戦いの結果は次巻へ。
読了日:02月28日 著者:末次 由紀

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