白い猫の来た道

日々つれづれ

色づく言葉

毎日膨大な文章量を目にする中で、色づいて見える言葉を書く人がいる。 本でもネットでもフォントが統一されているのだから、純粋な言葉の使い方によるものなのだろうけれど、同じ言葉でも人によって受ける印象が違って見えるのは、その人のあり方のようなも…

全ての出会いは、いつか来る別離を包含している

飼っていた猫が天国に行ってしまったという話を、ここ最近立て続けに2件聞いた。私も17年一緒にいた猫を見送ったことがある。あの悲しみは、ほかに例えようがない。 全ての出会いは必ず、いつか来る別離を包含している。人も、動物も。だから会うことを避け…

やれやれなのです

10話しても、1、2くらいしか伝わっていないのだなあと思うことの多い週です。 やれやれ。まあ、しょうがない。違う人間だもの。 伝えたいこと、大事なことは、ていねいに、何度も言葉にしていかないといけないですね。 深刻にならず、かろやかに、丁寧に、や…

安心

「安心」を求めることを手放そうと思う。 それはもうすでに、自分の中にあった。

5月に読んだ本

5月に読んだ本です。この月は「日本残酷物語」がとにかく強烈でした。 あまり知られることのない日本の負の歴史。今こうして生きていることは、凄いことなのだなと痛感します。 5月の読書メーター読んだ本の数:9読んだページ数:2578ナイス数:138桐原家の…

問い

‪考えても今すぐ答えが出ないことは、そのまま放っておく。‬‪何年でも、何十年でも。‬‪心の奥底に仕舞われた問いは、いつか答えにたどり着くかもしれないし、わからないままかもしれないけれど、自分の一部となって、人生を作っていく。‬‪たくさんの問いと一…

何も考えない時間を作る

気になることや悩み事があると際限なく考え続けてしまう性質だ。なので、食事をしているときはできるだけ考えず、食べることに集中すると決めた。 私は3食を自宅で食べることがほとんどで、自炊が多い。その時に家にある食材、体調や食べたいもの、気分によ…

5月が終わりますよ

5月が終わる終わる。 みなぎるやる気などを出して動くと息切れすることがわかりました。のんびり、ゆっくりてくてくと行きます。 自分で楽しみを見つけていけたのはよかったな。 もっとシンプルになってみたい。 6月も、楽しいこと、美しいこと、ひりひりす…

やりたいこと

私はやりたいことや行きたいところ、読みたい本を書いてリストにしているのですが、先日改めてそれらを見返してみて、一生のうちに全部叶えるのは難しいということに愕然としました。 いや、薄々気づいてはいたんですよ。本のリストは数百冊ですし。読むペー…

ご飯と無常

ご飯は、毎回少しだけ炊き上がりが違う。毎回同じ手順を踏んでいるはずなのだけど、気候の違いなのか、水の量の違いなのか、研ぎ方の違いなのか、米のちょっとした量の違いなのか。今日のご飯がとても上手に炊き上がったのを見ながら、なんだかふと、私は毎…

子供だった頃の世界

両親がずっと共働きだったので、私は1歳頃からずっと日中は預けられて育ってきた。 保育園に入る前は近所のお宅、保育園からは近くの母の実家。近所のお宅でも母の実家でも庭があり、大抵はそこで日がな遊んでいた。 所々に置かれている岩の感触、苔の色、様…

今を活かす

仕事の場で使うプロフィール写真をプロに撮ってもらわないといけないなとぼんやり思い続けて数年がたちました。 ビジネスの場でよく見られるような写真館で撮ったプロフィール写真が苦手で、今仕事上のHPに上げている写真は自撮りで撮ったなんとなくそれっぽ…

チベットを馬で行く

渡辺一枝さんの「チベットを馬で行く」という本を読んでいる。 私は数年前から、読みたい本を手帳の後ろに書いてリストを作っていて、その順番に沿って少しずつ読み進めている。今は2014年のリストだ。この本もそのリストに載せていたものなのだけど、どこで…

必要なこと

どんなときでも、誰にでも、自分の全部を話す必要はない。全ての人からの理解は必要ない。 必要なときに必要なだけ、知って欲しい人に、そっと見せたらいいと思う。

少数派

このGWはいろんな人と会っています。昨日は小学校の同級生たちと。私は今36歳なのですが、この年齢になると結婚している人の方が多くなります。昨日も、私以外は全員が既婚で子持ちです。母と話していてふとその話題になった時に、「あんたばっかり…」とぽつ…

心の欲するままに

このところ、料理するのが楽しい。新たなレシピでいろいろ作っている。デパートやファッションビルを歩けば、あれもこれも欲しい服があって目移りする。雑誌を開けば、行ってみたい場所がたくさん出てくる。タガが外れたように欲望全開である。 雑誌で行きた…

4月に読んだ本

4月は黙々と本を読んでいた時間が多かったので、読了の冊数がかなり多くなりました。 シリーズ物を同時並行で読んでいたので、すぐに次を読みたくなって回転ペースが早かったのもありますね。茅田砂胡さんの「トゥルークの海賊」。 上橋菜穂子さんの「精霊の…

東京への旅とその後

しばらく、ブログを放置していました。何も書けなかったからです。 3月の後半に東京に2泊3日で旅行して来ました。その3日間で体験したこと。感じたこと。ここ数年の間手探りで模索し考えてきたこと。悲しいことがあったわけではないのですが、大切な人たちと…

3月に読んだ本

3月に読んだ本です。 何作かのシリーズものに手をつけています。 長い作品は世界観に入り込む時間も長く、愛着が湧くので、なんだか読み終えるのがもったいなかったりもするのですよね。 じっくり楽しもうと思います。 3月の読書メーター読んだ本の数:16読…

不安定

今年の春は、何やらいつもよりも気分が乱高下しています。不安定。周りでもそう言う人がちらほら。なんでしょうねえ。天気とかかな。 思い込みで傷ついたり、深刻になったり、考えすぎたりしないこと。早めに寝て、体と心を休めること。何かを決めたり行動す…

春の宵

通奏低音のように常に響き続けるかなしみと。決して埋まることのない孤独のこころと。 春の宵は、ゆらゆら揺れる。

明け方に

明け方目が覚めて、気持ちが張り詰めているのに気づいた。ぼんやりした頭で水を飲んでいると、いつもとは違う考えがふっと頭に浮かぶ。寝起きにはこういうことが多い。心のどこかからの示唆のように思う。ここのところ頑張りすぎていた。仕事を丁寧に。生活…

本を読んでいます

本を読んでいます。ええ、本を読んでいるのです。物心ついた頃から本を読んでいる記憶が随所にあるのですが、最初に読んでいたのは家にあった日本昔話の全集みたいなもので、その本を繰り返し繰り返し何百回と読んでいました。一番覚えている話は「キジも鳴…

「暮らし」が楽しい

「暮らし」が楽しい。 ご飯を作って。洗濯して。掃除して。眠って。毎日繰り返し誰もが行う、そのなにげない生活が楽しい。 生活系雑誌に出てくるような素敵な部屋でもなく、 Instagramで人気があるようなおしゃれなご飯でもなく、 名のある良い家具や食器が…

2月に読んだ本

2月に読んだ本です。 2月は小説が多かったですね。 「蜜蜂と遠雷」の存在感がダントツです。とにかく凄かった。素晴らしかった。 「ソロモンの偽証」も続きが楽しみです。 宮部みゆきさんの現代ミステリーは生々しく心を抉ってくるので、読むのに気合がいる…

2月が終わります

2月が終わるんですってよ。早いのか遅いのか。いや、遅いです。まだ今年が始まって2ヶ月しか経っていないのが信じられない。お正月が半年くらい前の気分。昨日は落ち込んでおりましたが、たくさん寝たら浮上しました。でもまだちょっと本調子じゃないみたい…

自分の自信のなさゆえの失敗をしてしまってへこみ中です。しょぼぼ。自分を過大に見せず、かといって卑屈にならず、等身大の自分のままでいればいいのに、それが難しい時がある。前よりはできるようになってきたとは思うけれど、それでもとっさに自分を繕っ…

口下手です

つくづく口下手だなと思う。私のことです。言いたいことや考えていることはそれなりに胸の中にあるのだけれど、スムーズに言葉にできずにいつももだもだする。でも、それならそれでいいと思うのです。うまく言えなくても、すらすらと話せなくてつっかえたり…

うらやましさ

うらやましい、羨ましいとどろどろしている。 煮詰まった、濁ったその気持ちの中に欲しいものが隠れていて、すなわちそれは、わたしそのものの希望なのだろう。

続けること

何かを上達するのに一番いい方法は、練習を生活習慣に組み込むことだと思っています。歯磨きやお風呂と同じ感覚で習慣にしてしまう。練習内容の密度や効果的な方法も大事なんですが、まずはとにかくできる限り毎日やる。毎日触れる。毎日作る。毎日やること…