白い猫の来た道

日々つれづれ

11月に読んだ本

11月に読んだ本です。

今月はいろいろと活動を始めたので5冊と少なめ。
平野啓一郎さんの「マチネの終わりに」が印象深いですね。
自分と同年代や、上の世代の方がどのように読んだか直接感想をお聞きしてみたいです。


11月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:1237
ナイス数:106

女人日日(オンナノヒビ)女人日日(オンナノヒビ)感想
1985年出版。濱谷朝(はまや あさ)さんという女性が書いた暮らしの本です。茶道をたしなみ、家庭の主婦として家の一切を切り盛りする中で、衣食住で工夫しているあれこれが書かれています。読んでいるとなんだか楽しくなるのは、濱谷さんが心を砕いて家事をすることを楽しんでいるからなのだと思います。綿々と暮らしを支えてきた女性たちの手仕事に敬意を表したいです。また、濱谷さんは古町の下のあたりのご出身のようで、大正から昭和にかけての昔懐かしい新潟の風景も出て来ますよ。
読了日:11月06日 著者:浜谷 朝
3年の星占い 水瓶座 2018-20203年の星占い 水瓶座 2018-2020感想
石井ゆかりさんの3年の星占い。
当たるか当たらないかはあまり重要ではなく、ちょっとした言葉のお守りのような存在です。
毎日無料で占いを提供して、年に1度これまた無料で各星座のその年の傾向を長文で発表している石井さん。
その御礼の意味も込めて購入しました。
占いは信じるのではなく、楽しむのがいいみたいですよ。
読了日:11月09日 著者:石井 ゆかり
マチネの終わりにマチネの終わりに感想
人はある日突然恋に落ちることがある。予期せぬところで唐突にやって来た嵐のような熱情と、人はどう向き合うのか。本書は、仕事も経験も教養もある到達点まで熟したところにいる大人の恋愛小説です。恋というよりはもっと静かで落ち着いた、それでいて何かに飢えているかのように相手を求める衝動。「愛する」って一体どういうことだろうと思うことがあります。彼らの迷いや行く末に、様々な感情が想起させられる。読み終えた感想を誰かと静かに語り合いたいと思う小説です。
読了日:11月13日 著者:平野 啓一郎
フランス人は10着しか服を持たない~パリで学んだ“暮らしの質"を高める秘訣~フランス人は10着しか服を持たない~パリで学んだ“暮らしの質"を高める秘訣~感想
ベストセラーの初読です。題名からファッションについての本かと思っていましたが、生き方全般についてのものでした。著者は、留学したフランスで出会ったホストファミリーのマダム・シックから、人生を素敵なものにするための工夫を学びます。原題の『Lesson from Madame Chic』が素敵。自分を活かす装いをすること、身の周りを心地よいもので整えること、日常のささやかなことに喜びを感じること。わかりやすく、自分のペースで少しずつ取り入れていきたいコツがたくさんありました。私も、もっと暮らしを楽しもう。
読了日:11月19日 著者:ジェニファー・L・スコット
れるられる (シリーズ ここで生きる)れるられる (シリーズ ここで生きる)
読了日:11月21日 著者:最相 葉月

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