白い猫の来た道

日々つれづれ

歩く

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毎日車で移動することがほとんどなので、私にとって歩くことはちょっと特別感のある行動だ。
歩いていると、車で動いているときよりも、考えも感じ方もゆっくりになるような気がする。
人の思考は移動するときの速度に影響を受けるのかもしれない。
歩くことは動作の基本だから、歩くときの思考の速度が等身大の自分に一番合っているのだろう。


何かに煮詰まっているときに、歩く。


右、左と足を動かすことに集中していると、頭の中にあるものがゆるりゆるりと解きほぐされていく。


木や花が綺麗に手入れされた家の庭が目に入る。
アスファルトの匂いがする。
風が動く。
鳥の鳴き声が聞こえる。
様々な感覚が、色鮮やかに自分の中に入ってくる。


ほてほて。ほてほて。
てくてく。てくてく。


体力がないから、歩いたとしてもせいぜいが30分。
それでも、ずいぶんな達成感がある。


頭を使うことに偏重しやすい毎日だから、折りを見つけて歩こう。
頭だけで考えていると自分の輪郭を見失いやすいから、歩いて、等身大の自分を確認するのだ。

祝福の音

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せっかく言葉を口にするのなら、

批判するよりも、褒める言葉を多く使いたい。

嫌いなものをなぜ嫌いなのか説明するよりも、好きなものがなぜ好きで、どこがいいのかに言葉を尽くしたい。

 

自分から送り出していくものに、祝福の音を乗せたいと思うよ。

物差しを育てる

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評判のお店でも、行ってみると「あれ?」と思うときがある。
ブックレビューで散々な本が、自分にとってはとても面白く思えるときがある。


人の意見と自分の意見は違ってしかるべきものなのだから、当然なのだろう。


だから、自分が経験する前に、食べログの書き込みやAmazonの書評はできるだけ見ない。
ホテルなど、口コミを参考にしたいときは、内容よりも書いている人の言葉の使い方や、書き込みの全体の雰囲気を見る。
人は、実際に会って話すことを心がける。


自分の感覚で選択して、やっぱり良かったと思うこともあれば、いまいちだったなーと思うこともある。

どれも重要な案件。それを、積み重ねていく。


そうやって、自分の物差しを育て、調整していくことが、結果的に自分を一番楽しませることに繋がるんだと思う。

今日の良きこと

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今日は、
友人の決断力に惚れ惚れした。
行きたいと思っていた場所に行けることが決まって頭がハレルヤになった。
遠方の友人たちの楽しそうな様子が送られて来てこちらも楽しくなった。
カフェオレのアイスが美味しかった。
録画したドラマの女優さんの演技が素晴らしかった。
いつも買っているパンが値引きで半額になっていた。(半額になってるのを見たのは初めて!)
猫の可愛さが特筆すべきものだった。(365日そう思う)
仕事が早く終わったのでのんびりできた。
お気に入りの服の組み合わせで気分良くいられた。
今日も無事に1日終えました。

 

探すとこんなにたくさん良いことがありますね。おお。


いろいろあるまいにちですが、せめて1日の終わりには、良き記憶を辿りましょう。
ムカつく記憶には、逆刃刀で九頭龍閃を放ちましょう。(想像で)(嫌なことを反芻してはいけませんよ)


それが、自分のペースを保つコツ、のような気がしている。

SNS映えしないこと

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FacebookTwitterInstagramもLINEもやっております、私。
でも、だからこそ思うんだけど、SNS映えしない地味なところに、
その人の本質があったりするよね。

 

書けないところに、核があるのさ。