「暮らし」が楽しい
「暮らし」が楽しい。
ご飯を作って。洗濯して。掃除して。眠って。
毎日繰り返し誰もが行う、そのなにげない生活が楽しい。
生活系雑誌に出てくるような素敵な部屋でもなく、
Instagramで人気があるようなおしゃれなご飯でもなく、
名のある良い家具や食器があるわけでもなく、
生活全般に何か一家言あるわけでもないのだけれど、
ごくごく地味で、ささやかな、自分の暮らしの営みを作っていくことが、とてつもなく創造的で、面白さや楽しさに満ちていると思うのです。
誰かと比べなくてもいいし、誰かに評価されなくてもいいもの。
時間があればゆっくりと。忙しければ手早く。臨機応変に。
どうしたら自分が居心地よく暮らせるか試行錯誤するのが、こんなに楽しいことだとは、30を過ぎる頃まで全然知りませんでした。
そして最近気付いたことは、心に余裕がないときは、暮らしを楽しむことができなくなるということ。
自分の今の状態を知るひとつのバロメーターになっています。
暮らしは、死ぬまで繰り返していく毎日の営み。
それを自分なりに、あれこれ楽しんでやっていきたいと思います。