白い猫の来た道

日々つれづれ

6月に読んだ本

6月に読んだ本です。

6月はどれも読み応えのある本ばかりでした。
本の佇まいを見て、なんとなくですが、自分に合う合わないがわかるようになってきた今日この頃。
でも、合わない本も「今」合わないだけであって、いつか付き合える日がくるかもしれないというのが本の面白いところなんですよね。


6月の読書メーター
読んだ本の数:17
読んだページ数:3898
ナイス数:91

俺物語!! 11 (マーガレットコミックス)俺物語!! 11 (マーガレットコミックス)
読了日:06月01日 著者:アルコ
俺物語!! 12 (マーガレットコミックス)俺物語!! 12 (マーガレットコミックス)
読了日:06月01日 著者:アルコ
俺物語!! 13 (マーガレットコミックス)俺物語!! 13 (マーガレットコミックス)感想
でかい濃いむさ苦しい熱い、漢の中の漢・剛田猛男と、小さくてゆるふわ可愛い女子高生・大和との恋愛ストーリー完結編。もー、よかったねー、よかったねーと泣きながら読み終わりました。猛男も大和ちゃんも砂川も、皆ええ子や。相手をまっすぐに想う2人に、何かが浄化された気分。誰かのことを純粋に愛するっていいですね。
読了日:06月01日 著者:アルコ
宇宙兄弟(1) (モーニング KC)宇宙兄弟(1) (モーニング KC)感想
超有名作を読み始めました。兄弟で宇宙を目指すお話。夢に向かって疾走する人の姿は、たとえかっこ悪くたって心を打つ。それは、自分の中でくすぶって忘れ去られた何かが疼くからなんだろうなあ。読み進めていくうちにどんどん物語に引き込まれていく感じ。これから追いかけようと思います。
読了日:06月03日 著者:小山 宙哉
宇宙兄弟(2) (モーニング KC)宇宙兄弟(2) (モーニング KC)
読了日:06月03日 著者:小山 宙哉
宇宙兄弟(3) (モーニング KC)宇宙兄弟(3) (モーニング KC)
読了日:06月03日 著者:小山 宙哉
宇宙兄弟(4) (モーニング KC)宇宙兄弟(4) (モーニング KC)
読了日:06月03日 著者:小山 宙哉
宇宙兄弟(5) (モーニング KC)宇宙兄弟(5) (モーニング KC)
読了日:06月03日 著者:小山 宙哉
宇宙兄弟(6) (モーニング KC)宇宙兄弟(6) (モーニング KC)
読了日:06月03日 著者:小山 宙哉
宇宙兄弟(7) (モーニング KC)宇宙兄弟(7) (モーニング KC)
読了日:06月03日 著者:小山 宙哉
セクシー田中さん 1 (フラワーコミックスアルファ)セクシー田中さん 1 (フラワーコミックスアルファ)感想
普通の生活をするために23歳で婚活中の派遣OL朱里。ある日友人と入ったお店で出会った色っぽいベリーダンサーが同じ会社の地味な独身アラフォー田中さんと気付く。年齢で価値を図られてしまうことや、他人を品定めするかのような婚活、自己肯定感の低さなど、現代の閉塞感がさくさくと提示されていきます。そんな中で力強く生きる田中さんと朱里ちゃんが頼もしい。自分の居場所を胸を張って歩く田中さんが美しい。笙野の暴言には「処す?」とメラメラしましたが、彼もこれから変わっていくのだろうなあ。とっても面白かったので次巻も追います。
読了日:06月04日 著者:芦原 妃名子
きょうの猫村さん9きょうの猫村さん9
読了日:06月06日 著者:ほし よりこ
ST 警視庁科学特捜班 エピソード1<新装版> (講談社文庫)ST 警視庁科学特捜班 エピソード1<新装版> (講談社文庫)感想
警視庁に新設された科学特捜班。通称ST。超がつくほど優秀だけれどはみ出し者ばかりのメンバーたちが、難事件に挑みます。ドラマ化もした警察小説のシリーズ1作目。今回は登場人物たちのお披露目の体をなしています。これからSTのメンバーたちがさらにどんな活躍をするのか楽しみになる内容でした。今野敏さんの警察ものはハズレなく面白いので、期待しながら先に進もうと思います。
読了日:06月07日 著者:今野 敏
ゴーストハント5 鮮血の迷宮 (幽BOOKS)ゴーストハント5 鮮血の迷宮 (幽BOOKS)感想
山間にある古びた洋館で若者が続けざまに行方不明になった事件で、依頼されたSPRのメンバーが調査に乗り出す。その洋館は奇妙な増改築を執拗に繰り返しており、隠された部屋が多く存在していた。そして漂う血の臭い…。シリーズ史上最も怖いお話です。リライト版では洋館の描写がかなり足されており、歪な様子に得体の知れない怖さが迫ってきました。人間の恐ろしさに身がすくみます。ティーンズハート版よりリライト版の方が描写が怖くて好み。次巻も楽しみです。
読了日:06月10日 著者:小野不由美
わたしを幸せにする41のルールわたしを幸せにする41のルール感想
大人気美容家・神崎恵さんの生き方本。20代後半で専業主婦からシングルマザーになったところから、現在までの軌跡が正直に丁寧に書かれています。女性らしい外見と柔らかい文章表現をする方ですが、覚悟と自立心に筋が通っていて潔くカッコいい。「自分で自分を幸せにする覚悟を持つ」「自分に線は引かない」「地味でも派手でも自分の人生の主役でいる」「願うだけでなく実際に動く」背筋の伸びる言葉が多かったです。
読了日:06月12日 著者:神崎 恵
透明の棋士 (コーヒーと一冊)透明の棋士 (コーヒーと一冊)感想
「本を読みきる感覚を」「カフェタイムに一冊を」とミシマ社が出している「コーヒーと一冊」シリーズの一冊です。過酷な勝負の世界を生きるプロ棋士たちの、戦う姿の断片が綴られています。文章の端々から、著者の北野新太さんが棋士たちに心から敬意を持ち、魅せられている様子が伝わってきました。たくさんの棋士が出てきますが、羽生善治永世七冠の静謐な佇まいが印象深いです。すっと読めて、温かな余韻の残る、良書でした。
読了日:06月15日 著者:北野新太
かみさまかみさま感想
漢字で書くと「紙様」。様々なペーパーアイテムについて書かれた本です。アンティークの紙もの、考え抜かれた名刺、DM、個性的なハガキ、手紙、装幀などなど、紙好き、文房具好きにはたまらないラインナップとなっています。見て、触って、書いて、切って、使って、愛でてと、暮らしの中で私たちを支え、楽しませてくれる紙。アイテムの美しさや楽しさとともに、ひとつひとつのストーリーを楽しめました。本書自体の装幀も美しく、手元にあるだけで華やいだ気持ちになります。
読了日:06月26日 著者:大平 一枝,小林 キユウ

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