白い猫の来た道

日々つれづれ

フリーで行くと自分で決めました

昔から、人が普通にやっていることがうまくできない。

頑張っても空回りをする。

 

「普通」なんてものは実体がないのだと気づいたのはいつだったか。

それでも、今も時折、世慣れていない自分に落ち込む。

 

故あって自分自身の生き方や仕事の仕方を見直している。

 

私は新卒で企業に就職することに失敗した口で、個人事業主として働き始めたのはそれしかなかったからという事情からである。

 

「フリーで働いているなんてすごいですね」と時々言われるが、組織から「あなたはいりません」と言われた身としては、会社で働いている人たちは本当にすごいなと思う。

 

フリーで働いてきて15年、ここにきて、ようやくこれからもフリーで働いていこうと決めた。

やむを得ないからではなく、それ以外に道がないからというわけでもなく、自分で決めたのだ。

 

自分を社会に役立てていく。

そのためには、人がやっている「普通」を真似してやるのではなく、私だからできることを磨いていかなければならない。

もう30も後半に差し掛かり、遅まきながらようやく覚悟がお腹の中に収まった感じだ。

 

やらなければならないこと、そしてもっとできることがまだまだたくさんある。

ひとつひとつ、やっていこう。