白い猫の来た道

日々つれづれ

長く続けること

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私はピアノ教室を主宰しているのですが、そこが今年の4月で丸10年を迎えました。

 

10年は、長いような。それでいて短いような。

それでも、なんにしても流れの速い昨今のことですから、長く続いている方だと思います。

 

ピアノを始めてからは30年以上が経ちますし、何かを長く続けていることを褒められることが多いです。

でも、私自身はフットワークが重く何事にも慎重なので、何かに新しく挑戦するのに時間がかかります。

 

だからいろんなことを次々と新しくやっていく人というのをいつもうらやましく思っているのですよね。

 

そんな折、教室を始めて10年をすぎた今年、仕事にまつわることでようやく理解に至った出来事がありました。

その内容は専門的なことなのでここでの説明は避けますが、長く続けているからこそたどり着いた答えでした。

 

積み重ね続けていないとわからないこともあるなと実感。

 

新しいことに次々挑戦する人も素晴らしいですが、こうやって何かを長く続けているということも素晴らしいことだなあと自画自賛したのでした。

 

もちろん、嫌なことを「石の上にも3年」みたいに長く続けなければいけない必要などどこにもなく、つらかったら早く別の道に進む判断をするのは大事なことです。

一つに絞ることなく興味のあることをいくつも並行してやるというのも楽しいことですね。

 

どんなものでも、長く続けていると何かしらたどり着くものがあるとわかったのは、得た答えそのものよりもよりも大きな収穫でした。