白い猫の来た道

日々つれづれ

花を飾る

一人暮らしを始めてから、部屋に花を飾ることが日常になりました。

 

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実家にいた頃は、時々いただく花を飾ることはあっても自ら花を買うことはありませんでした。

今となっては花を飾り始めたきっかけが何だったのかは覚えていません。

気がついたら、部屋に花を置くようになっていました。

 

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1輪でも飾ると、花を取り巻く部屋の空気が変わります。

空気が彩られる。そんな感覚です。

花は動くことはありませんが、確かな生の息遣いが感じられます。

同じ部屋の中に、自分以外にも生きている存在を感じる安心感に、どこかほっとするのです。

 

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お気に入りの花屋さんで選ぶ花は美しいし、庭や道端に咲いているちいさな草花は可愛らしい。

美しいものをうつくしいと感じるのは、心に瑞々しさがないとできないことです。

花を飾ることは、自分の心のすこやかさを保つことにも繋がっています。

 

暮らしの中に彩りを灯す。

そんな気持ちで、今日も花を飾ります。

 

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