白い猫の来た道

日々つれづれ

自分の中に残るもの

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誰に知られることがなくても、自分なりに精一杯やり遂げたことは、心の奥深くに残る。
表面上の結果は全く関係のないものだ。
うまくいっても、手を抜いたりずるいことをすれば、後ろめたい気持ちとなって残る。
うまくいかなくても、手を尽くしたことは強く自分の支えになってくれる。
誰もわからなくても、自分だけは知っている。
昨年から今年にかけて、なかなか気力が湧かない中で、ひとつだけ自分なりの精一杯をかけて行動した仕事がある。
本当にしんどくて、悔しい思いもして、大変で投げ出したくて仕方なかったけれど、その仕事は、不思議と過去の自分とどこか繋がっているようなところがあって、どうしても放り出せなかった。
このことは、誰も知らない。
なぜだか、誰かに教えるつもりもない。
この仕事がどこへ繋がっていくのかわからないけれど、精一杯心を尽くしたから、どこへ向かってもまあいいかと、どっしりと構える気持ちだ。
自分のことは自分が一番見てる。
全部頑張る必要なんて全くないけれど、行動が心の中に積み重なって行くのなら、自分なりの美学は大事にしたいなあ。