白い猫の来た道

日々つれづれ

2月が終わります

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 2月が終わるんですってよ。
早いのか遅いのか。いや、遅いです。まだ今年が始まって2ヶ月しか経っていないのが信じられない。お正月が半年くらい前の気分。
昨日は落ち込んでおりましたが、たくさん寝たら浮上しました。
でもまだちょっと本調子じゃないみたい。
言葉の刺激が強すぎるほど感じられます。
早めにお風呂に入ってゆっくり寝よう。


朗らかに、穏やかに暮らしたいなあとおもうのですよ(突然)。
でも、なぜだか、今のままのあなたではダメだから、こうしなさい、ああしなさい、という情報にあふれていて、自分のことでも、他人のことでも、その圧を感じると時々しょんぼりしてしまうのです。


成長し続けないと生き残れない。
収入が低いのは努力が足りないからだ。
好きなことを仕事にしないとね。
老後のことを考えると今の貯金では足りませんよ。
パートナーがいない人は人として魅力がない。
女性は美しくあるべきだ。
美しさにかまけている女性は中身がない。
女性は子供を持たないとわからないことが多いですよ。
前向きでいないと人は離れていく。
自分を好きでない人を、どうして他人が好きになってくれるの。
もっと○○じゃないと愛されませんよ。
あなたそんなだからダメなんだよ。もっとこうしなきゃ。ああしなきゃ。


すごいなあ。ダメ出しの連打だなあ。高橋名人も真っ青のテクニカルな連打だなあ。
きちんとしたアドバイスももちろんあって、困っている人の助けになることはあるでしょう。
でも、高い場所から反論できない言葉をただ投げつけているだけのものも多い。
ただただ世の中の空気がそういう圧を形成しているだけのものもあったりする。
なんて厄介。


繊細で心優しい人ほどたくさん傷を負っているように思うのです。
一番良くないのは、圧に負けて自分で自分を責めてしまうこと。
朗らかに、穏やかに暮らすためには、氾濫する情報や四方八方からやってくる圧をするりするりと抜ける技が必要みたい。
ただぼんやりしているだけでは、大波にさらわれてしまいそう。
自分を整えて保つ方法。
自分のペースで生きること。
ぼちぼち探してやっていこう。

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 自分の自信のなさゆえの失敗をしてしまってへこみ中です。しょぼぼ。
自分を過大に見せず、かといって卑屈にならず、等身大の自分のままでいればいいのに、それが難しい時がある。
前よりはできるようになってきたとは思うけれど、それでもとっさに自分を繕ってしまう。しょぼぼ。
誰かに言われたことを必要以上に捉えてしまうのは、自分の中に理由があるのだ。


弱い自分をきちんと受け入れている人は、かえって強い人に見えると最近思うのです。
誰かに受け入れてもらうことを望む前に、自分で受け入れたい。
ふー。思う存分へこんだら、またこつこつやっていこう。

口下手です

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つくづく口下手だなと思う。
私のことです。
言いたいことや考えていることはそれなりに胸の中にあるのだけれど、スムーズに言葉にできずにいつももだもだする。
でも、それならそれでいいと思うのです。
うまく言えなくても、すらすらと話せなくてつっかえたりどもったりしても、ゆっくりと言葉にしていけばいいんだね。
若い頃はそんな自分が嫌だったけれど、まあ人には得意不得意があるってことで。
それに、口下手な人が一生懸命言葉にしたことは、結構人の心を打ったりするんですよ。ふふ。
だから、諦めずに思いを言葉にし続けよう。

続けること

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何かを上達するのに一番いい方法は、練習を生活習慣に組み込むことだと思っています。歯磨きやお風呂と同じ感覚で習慣にしてしまう。
練習内容の密度や効果的な方法も大事なんですが、まずはとにかくできる限り毎日やる。毎日触れる。毎日作る。毎日やることが無理な内容なら、定期的にやるようにする。
やる気になったらとやる、というのはあまり良くありません。やれない日が必ずたくさん出てきます。疲れた日、忙しい日、落ち込んだ日、ただサボりたい日。あるよね。人間だもの。
それでもやるんです。ちょっとでも。クオリティが低くなっても。やることが大事。
それが生活の中に組み込まれ、習慣となったらこっちのものです。
最初は全然パッとしません。すぐに結果は出ない。
でも、こつこつやり続けると、ある日次へ繋がる芽が出てくる。続けて、育てる。練習内容も省みながら。そうやっていると、上達していきます。
やることが楽しいから続けられる、となったら最強です。
「楽しい」というのは「楽」なのと違って、「苦しい」も混ざっていたりするのですけどね。
天才というのは、この一連の作業を尋常ではない量やり続けられる人なのだと思っています。
もしも続けられないなら、向いてないと思ってほかの楽しいことを探した方がいい。向いていることは必ずあるから。
習慣として続けることは、ものすごく大きな力になるのです。