白い猫の来た道

日々つれづれ

続けること

f:id:nekomaru44:20170223231639j:image

何かを上達するのに一番いい方法は、練習を生活習慣に組み込むことだと思っています。歯磨きやお風呂と同じ感覚で習慣にしてしまう。
練習内容の密度や効果的な方法も大事なんですが、まずはとにかくできる限り毎日やる。毎日触れる。毎日作る。毎日やることが無理な内容なら、定期的にやるようにする。
やる気になったらとやる、というのはあまり良くありません。やれない日が必ずたくさん出てきます。疲れた日、忙しい日、落ち込んだ日、ただサボりたい日。あるよね。人間だもの。
それでもやるんです。ちょっとでも。クオリティが低くなっても。やることが大事。
それが生活の中に組み込まれ、習慣となったらこっちのものです。
最初は全然パッとしません。すぐに結果は出ない。
でも、こつこつやり続けると、ある日次へ繋がる芽が出てくる。続けて、育てる。練習内容も省みながら。そうやっていると、上達していきます。
やることが楽しいから続けられる、となったら最強です。
「楽しい」というのは「楽」なのと違って、「苦しい」も混ざっていたりするのですけどね。
天才というのは、この一連の作業を尋常ではない量やり続けられる人なのだと思っています。
もしも続けられないなら、向いてないと思ってほかの楽しいことを探した方がいい。向いていることは必ずあるから。
習慣として続けることは、ものすごく大きな力になるのです。

動く

f:id:nekomaru44:20170221224847j:image

春から本腰を入れて現職の仕事内容の改革に取り組もうと、準備やら何やらで動き始めたら、まだ募集をかけていないのに新たに仕事の話が入って来て正直びびっている(まだ話だけのものもいくつかあるけれど。)いったいなにごと。
数年前にも同じようなことがあって、そのときは真剣に動き始めてから半年後に、予想以上に仕事が増えた。
それ以来、本気で動いたことには、時差があっても、一見良くは見えなくても、何かしらのレスポンスがあるのだと信じられるようになった。


とにかく一番変わったのは私自身だ。
うまくいくことばかりでないのは当たり前で、へこむことも多いのだけど、それでもできることをやろうとする気持ちが体の中心にどっしりとあるのだ。
昨年は、そういう気持ちが枯渇していた。とにかく疲れていたのだ。
何が変わったのか、何がきっかけだったのか、よくわかっていないので、今度じっくり考えてみようと思う。
やる気があるのはいいことだけれど、肩に力が入っているなあと感じることもあるので、もう少しリラックスしていこう。
無理はしない。
明るい方角を見て、てくてくやっていこう。

アカミチフルホンイチに行ってきました

f:id:nekomaru44:20170219204654j:image

今日、新潟市の東区プラザで開催されたアカミチフルホンイチに行ってきました。
久し振りの一箱古本市です。
一箱古本市は東京の不忍で始まったイベントで、店主さんが箱やスーツケースに古本や雑貨を並べて売るイベントです。新潟でもいろんな地域で開催されています。
本が揃っている午前中に、いざいざ。

f:id:nekomaru44:20170219204743j:image
まずは顔見知りの店主さんたちにご挨拶して、それから、ふらふらと物色に回りました。
店主さんによって揃えられている本の種類が違っていて、それがまた楽しい。
面白いのは、本が、売る人によって表情を変えること。

 

おじさまが店主の軒先で、燻し銀の表情を見せる歴史小説
妙齢の女性の元で、妖艶な光を放つ中村明日美子の漫画。
優しそうな青年の隣で、朗らかな顔をしている絵本。などなど。

 

新刊書店とはまた違う本との出会いがあって、どきどきします。
先日、月の予算を決めたばかり。もちろん書籍費も含まれます。
あれもこれも欲しくなってしまい、早速試されている気持ち。
その中からよくよく選んで、4冊購入しました。

f:id:nekomaru44:20170219204814j:image
古本いと本さんで「ひっこしました」「Arne」「アルネのつくり方」。
そだたべBooksさんで、「ものがたりのある一皿」。
気づけば、どれも暮らしに焦点を当てた本です。たしかに、今暮らしを営むことがとても楽しい。今の自分をこういうところで知ることもできますね。
シールやおみくじは店主さんたちがくださったおまけです。
こういうのも古本市の楽しみですね。

 

いろんな一箱の様子を見ていたら、なんだかふと自分もやってみたくなりました。
いつか店主さんをやってみたいなあ。

フラットでいること

f:id:nekomaru44:20170216222420j:image

できるだけフラットでいること。
いいときも、悪いときも、落ち着いていること。
笑顔でいること。
それが、仕事で心掛けているなんでもないこと。
そのなんでもないことが、ずいぶんと大きなことだと気づいたのは最近。
人間だから、どうしたって心身の調子の上下はあるし、無理をする必要はないけれど。
フラットでいられるように、自分を整えることはとても大事。
どーんと落ち着いてると、周りは安心するんだね。
まだまだ未熟なところも多いんだけどさ。
ささ、また明日からも、お仕事頑張りましょう。