白い猫の来た道

日々つれづれ

11月に読んだ本

11月に読んだ本です。

今月はいろいろと活動を始めたので5冊と少なめ。
平野啓一郎さんの「マチネの終わりに」が印象深いですね。
自分と同年代や、上の世代の方がどのように読んだか直接感想をお聞きしてみたいです。


11月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:1237
ナイス数:106

女人日日(オンナノヒビ)女人日日(オンナノヒビ)感想
1985年出版。濱谷朝(はまや あさ)さんという女性が書いた暮らしの本です。茶道をたしなみ、家庭の主婦として家の一切を切り盛りする中で、衣食住で工夫しているあれこれが書かれています。読んでいるとなんだか楽しくなるのは、濱谷さんが心を砕いて家事をすることを楽しんでいるからなのだと思います。綿々と暮らしを支えてきた女性たちの手仕事に敬意を表したいです。また、濱谷さんは古町の下のあたりのご出身のようで、大正から昭和にかけての昔懐かしい新潟の風景も出て来ますよ。
読了日:11月06日 著者:浜谷 朝
3年の星占い 水瓶座 2018-20203年の星占い 水瓶座 2018-2020感想
石井ゆかりさんの3年の星占い。
当たるか当たらないかはあまり重要ではなく、ちょっとした言葉のお守りのような存在です。
毎日無料で占いを提供して、年に1度これまた無料で各星座のその年の傾向を長文で発表している石井さん。
その御礼の意味も込めて購入しました。
占いは信じるのではなく、楽しむのがいいみたいですよ。
読了日:11月09日 著者:石井 ゆかり
マチネの終わりにマチネの終わりに感想
人はある日突然恋に落ちることがある。予期せぬところで唐突にやって来た嵐のような熱情と、人はどう向き合うのか。本書は、仕事も経験も教養もある到達点まで熟したところにいる大人の恋愛小説です。恋というよりはもっと静かで落ち着いた、それでいて何かに飢えているかのように相手を求める衝動。「愛する」って一体どういうことだろうと思うことがあります。彼らの迷いや行く末に、様々な感情が想起させられる。読み終えた感想を誰かと静かに語り合いたいと思う小説です。
読了日:11月13日 著者:平野 啓一郎
フランス人は10着しか服を持たない~パリで学んだ“暮らしの質"を高める秘訣~フランス人は10着しか服を持たない~パリで学んだ“暮らしの質"を高める秘訣~感想
ベストセラーの初読です。題名からファッションについての本かと思っていましたが、生き方全般についてのものでした。著者は、留学したフランスで出会ったホストファミリーのマダム・シックから、人生を素敵なものにするための工夫を学びます。原題の『Lesson from Madame Chic』が素敵。自分を活かす装いをすること、身の周りを心地よいもので整えること、日常のささやかなことに喜びを感じること。わかりやすく、自分のペースで少しずつ取り入れていきたいコツがたくさんありました。私も、もっと暮らしを楽しもう。
読了日:11月19日 著者:ジェニファー・L・スコット
れるられる (シリーズ ここで生きる)れるられる (シリーズ ここで生きる)
読了日:11月21日 著者:最相 葉月

読書メーター

「呪いの言葉」をほぐすこと

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暮らしの手帖90号(10ー11月号)の連載で評論家の荻上チキさんが、『人からかけられた「呪いの言葉」と向き合い、ほぐす作業をしている30代半ばの人が多い』と書いていて、大きく頷きました。‬
荻上チキさんは私と同じ1981年生まれ。‬
‪「呪いの言葉」は、幼い頃から刷り込まれた「思い込み」や「常識」という言葉にも置き換えられます。‬

 

たしかに、私も含めて周囲の30代以降の人に、自分を縛っている思い込みと向き合っている人は多いのです。

 

ある人は幼い頃に母から言われたことだったり、学生時代に友人から言われた心無い一言だったり、パートナーからの支配的な言葉だったり、世間から刷り込まれたルールみたいなものだったり。
周囲の環境に適応するため身につけてきた様々な事柄の中に、自分を生きづらくしているものがあることにようやく気づくのがこの年代なのかもしれません。

 

かけられた呪いの言葉を、少しずつほぐしていく。自分を解放して行く。
時間はかかるかもしれないけれど、大人になるということは、その作業ができるようになるということ。
歳をとるということは何かを失っていくことでもあるけれど、それと引き換えにできることも増えていくんですね。

 

そして、大人になった今気を付けたいのは、周囲へかけるのは呪いではなく祝福をいうこと。
人が何を「呪い」と思うかはわからないから、完璧には無理かもしれないけれど、それを心掛けたいと思うのです。

 

荻上チキさんは最後にこう締めくくっています。

『どんな規範の言葉に呪われ、苦しめられてきたのか。自分と合わない相手と、規範で縛られて無理に付き合っていないか。人生のどのタイミングでも、重荷を下ろすことは赦される。荷ほどきに疲れたら、人と接するのにも疲れたら、ただただ好きな映画を眺めるというのもいい。もちろん、誰かに知識勝負を挑むのではなく、自分のための言葉を紡ぐために。』

10月に読んだ本

10月に読んだ本です。

今月から諸々と活動を始めたので本を読む時間が少なかったですが、19冊行っていましたね。おお。
やはり一番印象深いのは『3月のライオン13巻』です。
今巻もみっちみちに詰まった内容でした。
この続きを読みたいからまだ死にたくないと思える本て、すごいなあと思います。

数年前まで本にまつわる活動をしていたのですが、また再開します。
以前とはやり方を変えていく予定です。
活動いついて、いずれブログに書こうと思います。


10月の読書メーター
読んだ本の数:19
読んだページ数:4119
ナイス数:94

3月のライオン 13 (ヤングアニマルコミックス)3月のライオン 13 (ヤングアニマルコミックス)感想
今回もみっちみちに詰まった内容。あかりおねいちゃんをめぐる島田八段と林田先生のやり取りとか、滑川七段兄弟の話とか色々面白かったのですが、やはり、二海堂と宗谷名人の戦いのシーンの圧倒的なスピード感に夢中になりました。紙面から飛び出て来るのではないかと思えるほどの描写と画力が圧巻です。漫画はこんなに立体的になれるのかと驚きます。そして、情報量の多彩さに息をつく暇がありません。はー、すごいなすごいな。同時代にリアルタイムで話を追える僥倖に感謝したい作品です。
読了日:10月01日 著者:羽海野チカ
銀河鉄道の夜 (画本 宮澤賢治)銀河鉄道の夜 (画本 宮澤賢治)感想
名作初読です。天空を走る銀河鉄道のお話。本からほろほろとこぼれ落ちてくるような美しい言葉と、情景。純度の高い美しさにどこか胸が痛むのは、透き通る哀しみを包含しているからなのかもしれません。宮沢賢治の他の作品でも、同じように美しく暖かな世界を見て帰ってくる少年の話があるのですが、全てが終わったあとにあんなにうつくしくてやさしい光景を見て行けるなら、こわくはないと思えました。宮沢賢治が懸命に言葉で紡いだ光は、生きる道程で心に灯る明かりのようです。
読了日:10月05日 著者:宮澤 賢治
仕事のお守り仕事のお守り
読了日:10月11日 著者:ミシマ社 編
高村光太郎詩集 道程 (豊かなことば 現代日本の詩1) (豊かなことば現代日本の詩 1)高村光太郎詩集 道程 (豊かなことば 現代日本の詩1) (豊かなことば現代日本の詩 1)感想
高村光太郎の代表的な詩を集めた詩集です。力強くも繊細で、凛とした言葉の連なり。知っているはずの言葉が、どんどん違った表情を見せるその変幻自在な様に、感嘆の溜息が漏れます。「最低にして最高の道」「詩人」が好きです。
読了日:10月14日 著者:高村光太郎
地を這う祈り地を這う祈り感想
世界最貧層の人々の生きる姿をまとめたノンフィクションです。物乞いをするためにマフィアによって腕を切り落とされた少年、喜捨を得るために妹の死体を使う姉、下半身をあらわに路上で死んだ売春婦、シンナーで幻想に浸る少年たち、檻に入れられた障害児、苔生す水を飲む老婆…。淡々と載せられた写真と説明の文章に、目を覆いたくなるものも多いです。しかし、これが世界の現実でもあるのです。この現実を見なくても、一生を過ごせるかもしれない。でも、知らないでいるのは嫌だ。同じ地平に存在する理不尽の理由を、考え続けたいと思うのです。
読了日:10月14日 著者:石井光太
黒子のバスケ 1 (ジャンプコミックス)黒子のバスケ 1 (ジャンプコミックス)
読了日:10月17日 著者:藤巻 忠俊
黒子のバスケ 2 (ジャンプコミックス)黒子のバスケ 2 (ジャンプコミックス)
読了日:10月17日 著者:藤巻 忠俊
黒子のバスケ 3 (ジャンプコミックス)黒子のバスケ 3 (ジャンプコミックス)
読了日:10月17日 著者:藤巻 忠俊
黒子のバスケ 4 (ジャンプコミックス)黒子のバスケ 4 (ジャンプコミックス)
読了日:10月17日 著者:藤巻 忠俊
黒子のバスケ 5 (ジャンプコミックス)黒子のバスケ 5 (ジャンプコミックス)
読了日:10月17日 著者:藤巻 忠俊
黒子のバスケ 6 (ジャンプコミックス)黒子のバスケ 6 (ジャンプコミックス)
読了日:10月17日 著者:藤巻 忠俊
黒子のバスケ 7 (ジャンプコミックス)黒子のバスケ 7 (ジャンプコミックス)
読了日:10月17日 著者:藤巻 忠俊
黒子のバスケ 8 (ジャンプコミックス)黒子のバスケ 8 (ジャンプコミックス)
読了日:10月17日 著者:藤巻 忠俊
黒子のバスケ 9 (ジャンプコミックス)黒子のバスケ 9 (ジャンプコミックス)
読了日:10月17日 著者:藤巻 忠俊
黒子のバスケ 10 (ジャンプコミックス)黒子のバスケ 10 (ジャンプコミックス)
読了日:10月17日 著者:藤巻 忠俊
猫の文学散歩 (1980年)猫の文学散歩 (1980年)感想
世界の名作の中で生き生きと息づく猫と、作家の関係を綴った「猫の文学散歩」。1980年出版の本なので、出てくる作品はほとんどが古典の名作です。谷崎潤一郎夏目漱石梶井基次郎椋鳩十ボードレールヘミングウェイルイス・キャロル、ポーなどなど、そうそうたるメンバーです。猫がいかに人間の中に入り込み、創作意欲をかき立たせ、癒し、夢を与えているか…。重度の猫好きゆえ、猫と作家の親密さに、うんうんと頷きながら読みました。犬も猫も、太古の昔から人間の相棒であったことに思いを馳せます。猫万歳。
読了日:10月23日 著者:熊井 明子
ぼくの昔の東京生活ぼくの昔の東京生活感想
芥川賞作家で画家でもある赤瀬川原平さんが、50年代後半から60年代にかけて、青春時代を過ごした東京でのことを語ります。東京に縁のある人はなるほどーと楽しめそう。当時の人が現在の東京を見たらなんて言うのだろうなあ。でも、地続きの未来が今なのですね。ノスタルジーに浸るでもなく若い頃の自分を淡々と綴っている文章が読みやすかったです。
読了日:10月27日 著者:赤瀬川 原平
悲嘆の門(上)悲嘆の門(上)
読了日:10月29日 著者:宮部 みゆき
悲嘆の門(下)悲嘆の門(下)
読了日:10月29日 著者:宮部 みゆき

読書メーター

ひとつのサイクルの終わりと始まり

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この秋で一人暮らしを始めて3年たちました。


最初はペースが掴めなくて試行錯誤の連続でしたが、今はもう一人で暮らすことにはすっかり慣れて、生活も微調整しながら順調に回っています。


最近、なんとなくですがひとつのサイクルが終わったような気がするので、この3年間のことをつらつらと思い返していました。


一人暮らしを始めた頃から、ずっと自分自身と向き合い続けてきたように思います。
意識的にではなく、そうならざるを得ない出来事が続いたからというのが正直なところ。

 

仕事はいつも悩みながらやっています。大失敗したことも、反対に嬉しかったこともたくさんありました。

一番身近で、私自身様々な葛藤を抱えている家族とも向き合い、少しずつちょうど良い距離感を取れるようになってきました。
真剣に恋をしましたし、恋もされました。
たくさんのものを手放しました。
いろんな人たちと結んだ人間関係や、いろんな出来事に揉みに揉まれましたよ。
でも、とてつもなく多くの人やものに助けてもらい、学ぶことも数え切れないほどありました。


自分自身と向き合うというのは、あまり楽しい経験ではありません。
自分に欠けているところ、ダメなところ、過剰なところをがんがん見せつけられる日々。
心身の不調も重なって、しんどい時期も結構ありました。
病院にはずいぶんお世話になりました。


でも、ダメなところばかりではなく、自分の中にある良いところも素直に認められるようになってきました。
成長して良くなったのではなく、元々持っていたものを良いものだと受け入れられるようになったんですね。
それは、この3年の中でようやくできるようになったことです。それに気づいた時は本当に嬉しかったです。


私は今まで「こうあるべき」という形に自分を近づけようとしていました。
いつもどこにも居場所がないような気持ちでいるのが私の全てのコンプレックスの源であり、それは私自身に原因があるのだと思っていました。
私でない何かになれば受け入れてもらえるのかなと、欠けている部分を埋め、過剰な部分を削ろうと努力してきました。
でも、それは辛い作業でもありました。だって、自分を無理に別なものに作り変えようとするのですから。
なぜこんなに苦しいのかなあ、真面目に頑張っているのになあと思っていましたが、ある日、「無駄な抵抗はやめよう。自分自身で生きよう。そっちの方が楽しい」と考えを改めることにしました。
それは、この数年で出会った人たちや出来事に教えられたことです。
その答えに近づくたびに、重いものを少しずつ脱いでいるような気がしました。
そうしたら、前よりも周りのことがよく見えるようになりました。
自分の苦しみに囚われてばかりいると、自分のことしか見えなくなるのですよね。


総じてこの3年間は、自分自身の凹凸や形をできるだけありのままに認識する過程だったのだと思います。


ここのところ、じゃあこれからその自分をどうやって生かしていこうかな、と考えることが多くなりました。
何をして、誰といて、どこにいて、どんなふうに生きていくか。
たくさんのものを手放したので、その分余白はたくさんあります。
そこに、今の自分にしっくりくるものを少しずつ積み上げていきたいなと思うのです。


大切な人と一緒に人生を歩むこともしたい。
それぞれの人生をまっとうするベースとなるべき場所を一緒に作り、たくさんの思いを共有できればいいなと思います。


内向きから外向きへ矢印が切り替わったような感じがしますね。
もちろん、思うようにいかなくてぐるぐるすることは常にあります。
でも、自分なりの道を手探りしながら生きていこうと思っています。

9月に読んだ本

9月に読んだ本です。

今月はもう何と言っても上橋菜穂子さんの「獣の奏者」ですね。
読み始めたらとんでもない勢いで物語に飲み込まれていきました。
久し振りに、ご飯を食べる時間も惜しくて食べながら読んでました(行儀が悪くてすみません)。
圧巻でした。
さてさて、10月もぽちぽち読んでいきますよー。


9月の読書メーター
読んだ本の数:23
読んだページ数:5704
ナイス数:144

知ろうとすること。 (新潮文庫)知ろうとすること。 (新潮文庫)
読了日:09月05日 著者:早野 龍五,糸井 重里
狐笛のかなた (新潮文庫)狐笛のかなた (新潮文庫)感想
精霊の守り人シリーズ」の上橋菜穂子さんの長編です。1冊で完結。人の心が聞こえる能力を持った少女と、使い魔として生きる霊狐の少年が、隣国同士の争いのただ中に巻き込まれていく物語です。「精霊の守り人」もそうでしたが、上橋さんが描くファンタジーは児童文学でありながら、ひりひりした寂しさを感じる薄闇が世界を漂っていてとてもリアリティがあります。子供たちが壮大な世界へ飛び込む扉を担っている本は、大人ももちろん楽しめます。上橋菜穂子さんの入門書としてはとてもいい1冊だと思いました。
読了日:09月08日 著者:上橋 菜穂子
キャロリングキャロリング感想
クリスマスに倒産を控えた会社を舞台に、成熟した大人になりきれない大人を親に持った登場人物たちが織り成す物語。家族に問題を抱えた人と、恵まれた家庭に育った人の心のすれ違いは、持つ者と持たざる者という様々なケースに当てはまりますね。人は、その壁を乗り越えていけるものと信じたい。読後、温かい気持ちになります。
読了日:09月09日 著者:有川 浩
羊たちの沈黙〈下〉 (新潮文庫)羊たちの沈黙〈下〉 (新潮文庫)感想
ジョディ・フォスターアンソニー・ホプキンスの映画で有名な「羊たちの沈黙」。2012年に新しい訳で出版されたものです。読みやすい文章。稀代の「悪」は、天災のようにやって来て人を悲劇に巻き込んで行く。怖気がよだつような事件はまた、人間が抱える一つの側面を表しているのかもしれません。
読了日:09月10日 著者:トマス ハリス
忘れられた日本人 (ワイド版 岩波文庫)忘れられた日本人 (ワイド版 岩波文庫)感想
日本全国を歩き、各地の民間伝承を調査した宮本常一氏著。本書では、文化の伝承を担う老人たちに焦点を当てています。歴史に埋もれる辺境の地で、黙々とたくましく生きる人々の知恵と文化。寄り合いの様子、家族の様子、文字を持つ人持たない人、村を牽引する人のあり方、現在よりもはるかに自由度の高い男女の営み…。明治から昭和初期の地方の人々がどのように暮らしていたのかが垣間見えて面白かったです。
読了日:09月15日 著者:宮本 常一
聖☆おにいさん(1) (モーニング KC)聖☆おにいさん(1) (モーニング KC)感想
世紀末を無事に乗り越えたイエス・キリストブッダが休暇を取って下界に降り、日本の立川のアパートで共同生活を送る日々を描いた漫画。真面目で堅実なブッダとお調子者だけど純粋なイエスが、神として(余計な)奇跡をところどころ起こしつつも日本での暮らしを地味に楽しんでいます。この設定の訳のわからなさだけで面白いんですが、これ宗教的に大丈夫なのかな…という余計な心配をちょっぴりしつつ、でもやっぱり面白い。今まで読んだことなかったなんてもったいなかったなー。
読了日:09月17日 著者:中村 光
聖☆おにいさん (2) (モーニングKC)聖☆おにいさん (2) (モーニングKC)
読了日:09月17日 著者:中村 光
聖☆おにいさん(3) (モーニング KC)聖☆おにいさん(3) (モーニング KC)
読了日:09月17日 著者:中村 光
聖☆おにいさん(4) (モーニング KC)聖☆おにいさん(4) (モーニング KC)
読了日:09月17日 著者:中村 光
聖☆おにいさん(5) (モーニング KC)聖☆おにいさん(5) (モーニング KC)
読了日:09月18日 著者:中村 光
聖☆おにいさん(6) (モーニング KC)聖☆おにいさん(6) (モーニング KC)
読了日:09月18日 著者:中村 光
聖☆おにいさん(7) (モーニング KC)聖☆おにいさん(7) (モーニング KC)
読了日:09月18日 著者:中村 光
聖☆おにいさん(8) (モーニング KC)聖☆おにいさん(8) (モーニング KC)
読了日:09月18日 著者:中村 光
獣の奏者 I 闘蛇編獣の奏者 I 闘蛇編感想
精霊の守り人」の上橋菜穂子さんの新たな物語。人が獣を飼い馴らし利用する世界で、人とは交わらぬ一族の血を引く少女が運命に翻弄される中、力強く生き抜いていくファンタジーです。「精霊の守り人」よりもさらに全体的に暗い空気ですが、緻密に作り込まれた世界観、架空の獣たちのリアリティに、ページをめくる手が止まりません。早めに2巻に進もうと思います。
読了日:09月18日 著者:上橋 菜穂子
聖☆おにいさん(9) (モーニング KC)聖☆おにいさん(9) (モーニング KC)
読了日:09月19日 著者:中村 光
聖☆おにいさん(10) (モーニング KC)聖☆おにいさん(10) (モーニング KC)
読了日:09月19日 著者:中村 光
獣の奏者 II 王獣編獣の奏者 II 王獣編感想
ただただ王獣を助けたい一心で、王獣と心を通わせる術を自ら見つけたエリン。そこからクライマックスに向け、王国の争いに巻き込まれていくエリンにとって、ひたすら混迷の扉を開けていくような辛い展開が続きます。それでも、物語に飲み込まれるようにページを進んでたどり着いた最後にようやく見えた一筋の光明。最後2ページは、胸が苦しくなるほど熱く心が動きました。少女時代はこの2巻で終わり、3巻では大人になったエリンが登場します。すぐにそちらに進みます。
読了日:09月21日 著者:上橋 菜穂子
獣の奏者 (3)探求編獣の奏者 (3)探求編感想
2巻から11年後のお話。エリンとイアルは結婚し、息子も生まれひっそりと静かに暮らしています。しかし、いまだ真王派と大公派で国は二分しており、そこに迫る隣国の脅威により、王獣と闘蛇を操る術を持つエリンはまたもや国の混乱に巻き込まれていきます。迷いながらも覚悟を持って平穏な生活を紡いできたエリンとイアルの姿が心底切ない。平穏な日々がこの家族に訪れるよう願ってやみません。早めに4巻に進みたいと思います。
読了日:09月22日 著者:上橋 菜穂子
金田一家、日本語百年のひみつ (朝日新書)金田一家、日本語百年のひみつ (朝日新書)感想
私の中で「金田一」といえば、昭和の陰惨な殺人事件を解決するよれよれの袴姿の探偵か、その孫で「ジッチャンの名にかけて」が決め台詞の高校生か、日本語辞書編纂で有名な金田一京助先生なんですが、本書は金田一京助先生の孫で、自身も国語の研究をしている金田一秀穂氏著のものです。京助から三代続く「金田一国語商店(本文より)」の三代目として、言葉の変遷、言葉への特別な思い、知というものへの敬意が、時にはコミカルに、時には真摯に綴られていて、非常に面白かったです。
読了日:09月25日 著者:金田一秀穂
獣の奏者 (4)完結編獣の奏者 (4)完結編感想
いつの時代も争いを起こす人の性。野にある獣を人間のエゴで作り変える罪。子の独り立ち。多くのものを背負い、罪に飲み込まれそうになりながらも前を向く人々の強さ…。様々なテーマを壮大なファンタジーの中で描き切った物語の完結編。読んでいるこちらの胸が痛くなるほど傷だらけになりながらも、最後まで自らの信じる道を突き進んだ主人公の強さが胸に迫るお話でした。圧巻。
読了日:09月26日 著者:上橋 菜穂子
獣の奏者 外伝 刹那獣の奏者 外伝 刹那感想
エリンとイアルが共に生きることになった経緯、エサル師の若き日の恋、エリン一家の日々を描いた3本立ての外伝です。上橋菜穂子さんはあとがきで「人生の半ばを過ぎた人」に向けられた物語になったようだと書かれています。私のようにまだその年齢には満ちていなくても、エリンとイアルが戸惑いながらもお互いの手を取るところや、エサル師のつらい恋の描写は、多くの大人が抱えた大小の傷にしみるのではないかと思います。過酷な人生を、力強く生きた人々の物語。本編だけではなく、この外伝もあって良かったです。
読了日:09月28日 著者:上橋 菜穂子
多眼思考 ~モノゴトの見方を変える300の言葉! ~多眼思考 ~モノゴトの見方を変える300の言葉! ~感想
社会派ブロガーちきりんさんのTwitterでの言葉を集めた本です。どんな視点で物事を見ているのか、そのエッセンスが詰まっています。「すごい人に会って、憧れているようでは話にならない。悔しがらないと」「忙しい忙しいって言うと私は人生で何が大事かわかっていませんと言ってるみたいな気になるから言いたくない」「あたしはホントに自分がどう生きたいのかわかることがとても大事だと思ってる」一つのテーマについて書き下ろされた本の方がより深く考える基底になりますが、ちきりんさんの膨大な思考の一端に触れるのに最適な本です。
読了日:09月29日 著者:ちきりん
営繕かるかや怪異譚営繕かるかや怪異譚感想
古い家屋にまつわるホラー小説の短編集です。開かずの間を這いずり回るモノ。屋根裏から覗くモノ。古井戸からやって来るモノ。雨の日に死を告げに来る喪服の女…。思わずぞわりとする筆致は流石の小野不由美さんです。夜中に読み始めて後悔しました…。建物を直す営繕屋の尾端が行うことは、霊を祓うのでもなく成仏させるのでもなく、建物の一部を直すことで、普段交わることのない世界との境界線の綻びを繕うこと。それは、自分以外の何か、目には見えなくても存在する何者かへの敬意のように思えました。怖いお話が好きな方にはおすすめの本です。
読了日:09月30日 著者:小野 不由美

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